2009/6/28 人の役に立ちたいと思う焦り

 Jと別れて以来痛感するのが、人を愛することを通して人の役に立っているということの実感ができなくかった現実。そして焦り。家族との不和を理由に家族を捨てた身として、天涯孤独の身として、実に心許無い。友達と家族の違いを具体的に認識しているからこそ、焦る。

 そんな中、前職で一緒だったN爺にメイル。


「Fazi Battaglia」
イタリア産の赤ワイン。
口に含んだ時に、トマト缶を思い出す。

2009/6/27 日本書紀と昼寝

 昨日美容院で髪を切ってもらう際、10cmではなく5~6cmにすれば良かったなり。美容師さんの腕は一流だったけれども、後悔しながら帰宅。Jに写真を送ったところ、「Looks nice」と言われ、少し立ち直る。

 起床して、洗濯物を済ませてから、観音崎へ。砂浜で日本書紀を読みながら寝入ってしまい、1時間後に目覚めたら鬼的日焼け状態。

 日本書紀を読むと、昔の天皇制では、一夫多妻は当たり前。その結果か、奇形を伴う子や虚弱な子が生まれたり、異母兄弟で殺しあったり、父母を同じとする兄妹が結ばれたり。そして1人の男が妻や妾もしくは側室と結ばれて跡継ぎを残す習慣は、明治天皇の時代まで続いていた。一夫一婦制の世に生を受けた女としては、歴史の重み(万世一系、男系)を感じ、万世一系の伝統を守ろうとする寛仁親王殿下の発言に共感を覚える一方で、軽い嫌悪感も覚える。


「Ch L'Eglise」
フランス産の赤ワイン。いまいち。

2009/6/26 代休

 先月の休日出勤を理由に、本日代休オラン。上司に対するストレスと、Jと別れたことによる不安で、心身共に疲れ果ていたので、本当に助かった。

 今からシャワしたら横浜駅に出て、髪の毛を切ってくるなり。美容院に行くのは、昨秋なちの店を襲撃した時以来だから、8ヵ月ぶり。ドキドキ。

2009/6/22 体調悪いのにラーメン

 週の始めだというのに、体調が良くない。土曜日は殆ど寝て過ごし、日曜日もミサに行く以外は自宅に篭りきりだったのに。Jとメイル交換しながらも、恐ろしいくらい将来への光が見えない。

 お弁当を作るのも諦めて、表情や態度は常に明朗なものの、疲労感満載で出勤。そしてM氏+T氏と一緒に昼食へ行った先がラーメン屋。先日T氏と行った壱六屋のような鬼的脂系ではないので助かったが、紅龍擔擔麺には美味しいのに疲れてしまった。

2009/6/21 Tuesday with Morrie

 Just finished "Tuesday with Morrie" by Mitch Albom. It is a book about the meaning of life. So nice.

 日本語でも、「モリー先生との火曜日」として翻訳・販売されている。お勧めなり。

2009/6/18 日本人の歴史教科書

 出張先に直行すると、薬剤師T長老より「日本人の歴史教科書」を贈られる。

 先月末のツーリングで寳登山神社へ行ったのを機に、もう少し日本国についての知識を得ようとし始めたオラン。先週末に古事記を読み、今は日本書紀を読んでいる。頂いた教科書に記載された神話の内容が、格段に身近に感じられ、実に愉快。他の事象も、もっと知識を身に付けてから読めば、愉快なのだろうな。

2009/6/17 10年ぶりにテスト

 大学を卒業して以来、筆記テストというものを受ける機会が全く無かったオラン。昨日に引き続き、責任技術者の資格取得のための講習会に参加して、10年ぶりに筆記テストを受ける。マークシート方式だったので、HBのシャーペン2本+消しゴムを持ち込んで、試験内容ではなく試験を受けること自体にドキドキしてしまった。

 仕事明け、CinecittaThe Wrestlerを観る。碌でなしで不器用な男を演じたMickey Rourkeは、アカデミー主演男優賞を逃したとは言え、圧倒的な演技力+存在感であった。映画自体もヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞している良品なのだが、血が苦手なオランは、目隠しすることも多かった。Bruce Springsteenの主題歌だけでなく、Accept、CinderellaFirehouseGuns n' Roses、Quiet Riot、RattScorpionsSlaughterなど、80'sのHRが印象的に使われていた。

2009/6/16 講習会で睡眠を補う

 仕事場のリスク低減措置として、責任技術者の資格取得のための講習会へ。しーかーしー、昨夜は1時半に仕事を終えてベッドに入ったものの、珍しく3時過ぎまで寝入ることができなかったため、睡眠を補う良い機会となってしまった。

2009/6/14 おばあちゃんの命日

 白血球が4000×103/μLを切りそうだし、吸う度にN嬢の温かな言葉を思い罪悪感に駆られるので、煙草を止めた。

 庭で育てているサボテンのうち1匹が、花を咲かせてくれた。


 別の1匹からは、新芽が出た。これからどんな形になるのか楽しみ。


 今日はオラン的おばあちゃんの命日。太陽みたいな存在だったおばあちゃんが死んで、もう10年かあ。1ヵ月以上ぶりにセパ飯VTRに乗って、お墓参りに行く。それから一旦帰宅して、聖イグナチオ教会でミサに預かる。


「Les Dieux Colombiers 1999」
フランス産の赤ワイン。合格点。

2009/6/12 N嬢のブログ

 斜め向かいのIシニアマネジャ曰く、「今朝オランの机から、凄い音が何回かしたのだけれど」。

 仕事場に置き忘れた携帯は、毎朝6時半にZeppelinの「Immigrant song」を鳴らす設定となっている。つーまーりー、Iシニアマネジャは、毎朝オランが目覚める頃には出社して、仕事を始めとるってことか。鬼的朝型人間、凄いッ!!!

 昨夜読んだ、高校時代からの女友達、N嬢のブログの内容を携帯に取り込む。再度読んで、泣きそうになる。まだ頑張れる。


「Domaine Lorgeril 2006」
フランス産の赤ワイン。まあ合格。

2009/6/11 考え中

 仕事。医療現場に直接立ち会うことはないけれども、営業やマーケティングの人々との会話を通して、励みを得る。製造や開発の人々との会話を通して、もっと努力しなければいかんと気付かされる。食い扶持を稼ぐ手段でもあるけれど、1日の半分以上を費やすこの仕事に遣り甲斐を感じ、大好きでだと明言できることの幸せ。

 友達。少ないけれども、本当に恵まれていると思う。離れていても、直接に会っていなくても、いつも心は繋がっていると教えてくれる。長年の恋人と別れて、例えようの無い落ち込みと不安を覚える中、どんなに力を与えられていることか。ありがとうとしか言えないのがもどかしいくらい、ありがとう。

 学習。あらゆる分野で、知っているべきなのに知らないことが多すぎる。まずは読書量を増やそう。それと、外国語。せめて英語とスペイン語は、本腰を入れて会話力を身につけたい。知識力の向上だけでなく、健康と体力維持のために、煙草を止めてもっと運動しなくては。

 社会貢献。仕事とSave the Children献血だけでなく、もっと人のためになれる存在になりたい。考え中。

 趣味と娯楽。どんなに忙しくても、趣味と娯楽のためだけの自由時間を確保しなくては。考え中。

 帰路、私用携帯も仕事携帯も仕事場に置き忘れてきたことに気付く。うぎゃー。明日出社するまで、何も起きていませんように......

2009/6/10 苛々の理由

 午前3時、仕事終了。

 7時に起床して、シャワして、出勤。外線電話を繋いでもらったら、見知らぬ転職エージェントから「話をしたい」と言われる。寝不足と、パワハラ+セクハラ+個人情報私的流用の上司に対するストレスから、冷たく電話を切る。

 どんなに忙しくても、仕事にも同僚達にも満足しているので、しばらく転職はしないつもりだ。しかし、この上司は耐え難い。

2009/6/7 現実逃避的行動

 仕事をしなくてはならないのに、全くやる気がしない。海で読書をし、教会で聖体拝領して祈り、Jにメイルをし、1日が終わる。限りなく恵まれているはずなのに、心は空虚感で一杯。

 こんな私でも、仕事を通して人の役に立つことができる。その喜びをエネルギーに変えて熱心に働いてきたのが、今や労働意欲が湧かない。「はじめてリーダーになる人の教科書」(柴田陽子)や、「和田裕美の人に好かれる話し方」(和田裕美)や「史上最強の人生戦略マニュアル」(フィリップ・マグロー)等の良書から多くを学びながらも、実践に繋がらない。

 煙草の吸い過ぎか、心的ストレスか、生理も来なくなってしまった。1日腐れば腐った分だけ、己の首を絞めることになることは分かっている。それでも、まだ立ち直れない。

2009/6/4 憧れの男との再会

 仕事明け、大好きなTさん+O氏+N嬢+K氏+オランで飲む。Tさんは相変わらず、外見+人柄+仕事力の全てが完璧にオラン好みの素敵な男。Tさんが退社して数ヵ月が経ったが、彼以上の男にはまだ出会えていない。

 どえりゃー楽しい時間を過ごし、終電で帰宅。

2009/6/3 友達

 帰宅すると、高校時代からの女友達、R嬢からの手紙。彼女の心の温かさと、生きる強さに触れて、独りで泣いた。

 Jと別れて、これからどうやって生きてゆくか不安で一杯で、何をしても気持ちが安らがない中、友達のありがたさを痛感した。心から、ありがとう。

2009/5/31 甲府ツーリング

 朝秩父を出て、甲斐善光寺へ。7年に1度の御開帳最終日、n氏+a氏+t氏と共に、暗闇に覆われた階段を下り、鍵に触ってくる。1寸先すら見えない暗闇の中、手で壁を伝って先に進み、目的の鍵に触りながら、ふと原始の人々の生活を想像する。月明かりや星があるとは言え、暗闇を恐れ、光を愛したことだろう。階段を上って暗闇から抜け出して、ほっとした。

 その後、小作でかぼちゃほうとうを食べてから解散。バイク参加者が、土砂降りの中、無事に帰れば良いのだがー。






甲斐善光寺

2009/5/30 秩父ツーリング

 秩父ツーリング。参加者は、883i氏+K1200Su氏+R6N氏+R100RBOXERs氏+R1t氏+ZX-6R/RRc氏+車a氏+オラン。最近全くバイクに乗っていないオランは、a氏の運転する車で参加。

 小川町で絶品の女郎うなぎを食べ、寳登山神社へ行き、阿左美冷蔵で天然氷のカキ氷を食べ、それから赤谷温泉小鹿荘に到着。

 温泉で昨日の飲み疲れと今日の移動疲れを癒し、囲炉裏端で山の幸と猪鍋と鮎の塩焼きを食べ、部屋で酒を飲みながらお喋り。この宿の女将はどえりゃー熱心で強烈で、素晴らしい知識を得ることができた。


寳登山神社






赤谷温泉小鹿荘

2009/5/29 少しだけだから

 オラン、会社の大先輩が食事や飲みに誘ってくださる時は、基本的に断らないことにしている。先約や緊急対応が無い限り、素直に同行する。少人数の仕事場に勤めているので、酒場での交流が、人間関係の効果的な潤滑油になっているのだ。

 残業中、I氏(偉い人)から電話。「少しだけだから」と誘われて、N氏(偉い人)の待つ立ち飲み屋へ。まーさか終電になるとは思わんかった。1時、帰宅。

2009/5/23 営業

 昨夜の飲み会で、数ヵ月ぶりに再会した営業Y氏に「参加すべきだ」と言われ、急遽会議に出席する。高校時代から週休2日に慣れ親しんだ身にとって、2週連続の休日出勤は辛い。

 それでもオランのような内勤者にとって、日本中を飛び回り走り回り、病院を訪問し、医療従事者に直接に会う営業部隊の現状報告や、率直な意見や企画を出し合う場は、非常に興味深かった。日々オラン達の給料を稼いできてくださり、いつもどうもありがとうございます。

 昨日も一緒に飲んだというのに、N部長らに誘われて、今夜も飲酒オラン。

2009/5/21 キャッシュカード

 Jから、キャッシュカードが返送されてきた。彼がアメリカに帰国してからの10年間、家のローンを始め、税金や治療費など、約2,000万円をこのキャッシュカードを通して送金し、生活を支えた。

 日本とアメリカで離れ離れの生活を送りながらも、私達は誰よりも強く結ばれていると信じていた。彼こそ、神様からの恵みだと信じていた。家族になる男だと信じていた。

 こういう結果になって、言葉では到底言い尽くせないくらい、悲しい。