午前3時半、Jからメイル。アンゴラ出張を来週切り上げてアメリカに戻り、先日受けた癌健診の結果を受け取ると言う。また来月早々に、医者との面談を予約したとのこと。
出社して、朝1杯目のピーチティーを用意して席に着くと、椅子の肘掛が濡れている。お茶をこぼしてしまったかーなー??? 然程気に留めず、ピーチティーを飲みながら書類を確認していると、書類の上にボタボタボタと水が降ってきた。うぎゃーッ!!!
社長秘書Mさんのところへ行き、「バスタオルないですか???」「頭上のエアコンから水が降ってくるのです」と窮状を訴えると、Tさんがタオルを貸してくれた。ありがとうございますッ!!!
本日のオラン、INDIVIの洒落た紺色のビジネス用ワンピース姿で出勤したというのに、顔は日焼けてまっくろくろで、頭に白いタオル。そんな姿で仕事中のオランを見て笑う社長M氏。「傘買ってくれい」「テントを買ってやろう」畜生。頭に白いタオル姿のまま別の階に行き、皆の笑いを誘う。
今後のJとの生活を考え、自身への誕生日プレゼントとして医学英和辞典を購入することにしたオラン。昼休み、やはり今年改訂版が出たステッドマンかーなーと考えながら、Tさんに相談メイルをするとー。
何とTさんが、20年前(大学時代)に使用していた医学英和大辞典をプレゼントしてくださった。買い取ると申し出たものの、いらないと言う。およそ5ヵ月前に出会った時、Jと結婚しなかったのは彼と出会う為だったとまで思った相手であり、既婚者であることを知り密かに大失恋した相手であるTさんのサイン入り大辞典。一生の宝物なり。
こういう風に、人の優しさに心温まるような生活を送るオランは、誰よりも恵まれていると実感する。オラン自身も、周囲の人の心を温め、人の役に立つような生き方をしなくてはいけない。それにしても、常に辛抱強く熱心に育ててくださるTさんには、お礼したくても到底しきれない。
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