天こ盛り 8 April 2006

 講座受講の日。S氏がAlex Haleyの著書“Roots”を話題に挙げ、S氏+U氏+オランで各々のrootsを分かち合うことに。オラン自身についての概要は、以下の通り。
 日本人離れした肌の色をした父(混血と思われる)と母から生まれたオランは、肌の色が原因で小・中学生時代に酷く辛い思いをした。家庭に於いては実父母に、「女に教育はいらない、お前など親の面倒を看て死ねばいい」と罵りと暴力を受けながら育ち、黒人の恋人を持つと人種差別用語を浴びせられ、家族は崩壊した。しかしこれらの経験がなかったら、オラン自身が他人を差別するような残酷な存在となったかも知れないので、これまでの人生には非常に満足している。但し先日93歳で亡くなったGorden Parks氏(米雑誌Life初の黒人フォトジャーナリスト+映画製作者)が

 "I have some rough and terrible times as a kid, but if I had to go again, I'd go the same way. Whatever I learned, whatever I suffered there has made me what I am."
 (子供の頃は過酷で辛い目に遭ったけれども、もし子供時代をやり直せるとしても、同じ生活を選ぶ。その当時に学んだことや経験したことが、今日の私を作り上げたからだ。)

 と言ったまでには到達できていない。
 講座終了後、セパ飯VTR(カーボン2本出し)に乗って町田へ行き、遂にA5(バイブル・サイズ)の手帳を購入する。学生の頃からA6(ミニ6穴サイズ)を愛用していたのだが、仕事の範囲が鬼的に広がった為、A6では処理しきれなくなったのである。しかし駅ビル内で牛革財布が1,000円均一で売り出されているのに、牛革手帳5,000円は高すぎやしないか???
 一旦帰宅した後、原チャ3-666号に乗って食材の買出しに行くと、Jから電話。月曜日からGulfでのship dutyに参加して、帰還は約半年後とのこと。嘘だろうッ??? 結婚まで会えず仕舞い??? まさか帰還延期+結婚延期の可能性あり??? 私に予め伝えていた??? だから誕生日プレゼント(Las Vegasの高級ホテル2泊)を前倒しでオネダリしていたのに、オランが素っ気無く却下した???
 電話口では努めて明るく笑い声を聴かせたけれども、去年の9月に会ったきり、今回も丸1年会えず仕舞いかあ...... だからと言って、次回の休暇に野宿を含むオランに対し、高級ホテル2泊$600のオネダリはないよなあ。高級ホテルに泊まりたいなら、汗水流して労働して自腹で行けいッ!!!
 帰宅後にR嬢からのメイルを発見し、感動オラン。R嬢といい、なちといい、数少なくともオノレが如何に素晴らしい仲間に恵まれているのかを再認識+感謝感激する。大好き。ありがとう。
左がバイブルサイズの手帳、右がバイブル

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