朝、所属教会でミサに預かる。カトリック教徒としての8月15日は聖母被昇天の祝日であり、日本人としての8月15日は終戦記念日である。聖マリアの取次ぎと、亡き祖父母や、Jのママや、日本の過去の戦争で亡くなった全ての方々の為に祈る。私のこの平和で豊かな生活は、数え切れない程に多くの方々の命の犠牲があった上に、成り立っている。ミサの後は、セパ飯VTRに乗って、都内にある祖父母の墓へ。
私は、戦没者の慰霊施設である靖国神社とは別に、慰霊施設を建設することに、絶対反対である。戦没者の心は靖国神社にあるはずである。戦犯が合祀されていることを問題視する人も居るようだけれど、いつから日本は、死んでも人を許さない厳酷な国になったのか。死人を許さず憎み続けるのは、愛する人の命を奪われた人の気持ちではないか。
もし戦犯合祀を理由に靖国神社に反対するならば、死罪反対の動きも起こすべきではないか。死をもって罪を償うことを認めないのであれば、靖国神社に反対するのと同じくらい派手に、死刑制度の廃止活動がされるのが自然ではないか。
今日、日本武道館で開かれた全国戦没者追悼式に、天皇、皇后両陛下が出席された。何故、少し先の靖国神社へは行かないのか。両陛下が参拝すれば、多くの人も、国も、日本の慰霊文化に対して文句を言えないだろう。
チリ産の赤ワイン。美味だが、名前の割には非個性的。
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