カルデロンのり子さんは、それぞれ他人名義のパスポートで不法入国した父と母の間に生まれた。彼女は日本で生まれ、日本人として育てられてきた。
不法入国した両親が、娘を日本人として育てたからという理由で、在留許可を得るのは絶対に反対である。これだけの理由で在留許可が下りるのだとしたら、少なくとも数千人が同様の権利を求めるだろう。カルデロンのり子さんの福祉を考えるならば、法的な可否は兎も角、彼女が成人するまでと限定した上で両親の在留を許可し、一方で罰則を課すのが無難な判断ではないか。そして、彼女が成人した時点で永久国外追放すべきだし、罰則に応じられぬのならば収監すべき。
考えてみて欲しい。フィリピンから他人名義のパスポートで不法入国した両親は、少なくとも、政治的に亡命を認められる立場には無かった。経済的にも、他人のパスポートを得られる程度には稼げたか、少なくとも借金できた環境に生きてき人間なのだ。
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