2008/8/27 病院薬剤師

 夕方、某病院薬剤師から電話。製造販売している医薬品と他の薬剤の配合変化について教えて欲しいとのこと。

 当該医薬品の担当者が出張中だったので、折り返し連絡させても良いかと尋ねるとー。「お宅には学術部がないのですか???」マーケティング部の各医薬品担当者が学術を兼ねている旨説明するとー。「その製品の担当は1人しか居ないのですか???」病院薬剤師からの電話は、患者への投与前に掛かってくることが多い。それ故、即時回答できない場合、困惑や怒りを買うことになる。小さい会社の弱点である。

 オラン自身、配合変化に関する基礎回答はできるものの、今回のように特定の薬剤との配合変化については無理である。出張中のH氏に連絡すると、飛行機移動中+到着するまで2時間は要するとのこと。病院薬剤師に連絡して、今日中に配合変化に関する資料をFAXすることで了承してもらったがー。どえりゃー怖かったなり。

 TさんやO嬢に知恵を与えてもらい、飛行機から降りたH氏と電話で話しながら、資料を決定してFAXする。Sダイレクタにマーケティング部の仕事をするなと注意されて沈没するが、人不足なので仕方ない。

 沈没したオランを気遣って、Tさんから電話。余りにも小さい会社の為に、医療機器担当ながら医薬品についても最低限の知識を身につけないとならない。マーケティングと薬事が仲が悪くなる余裕すらない。他部署宛ての電話を取ってしまったことから、振り回されることもある。それでも、入社後に既婚者であることを知り密かに大失恋した相手であるTさんから励まされれば、その場で元気になるオラン。恋の力は凄い。

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