ローマ市内を自由に歩きまわれるのも、今日+明日一杯。
という訳で、ローマ滞在1日目に訪れたBasilica Santa Maria Maggiore(サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂)へ行き、内部をゆっくりと鑑賞する。この教会はその名の通り、聖母マリアに捧げられた世界最大の聖堂であり、ローマ市内にありながらヴァチカン管轄となっている。手元にある「教会の聖人たち 改訂増補版 下巻(池田敏雄著)」によると、聖リベリオ教皇(353~366)の時代に、ヨハネという一貴族が財産を聖母マリアに奉献する決心をし、その最善の使い道について祈ったところ、聖母マリアのために聖堂を建てること+位置を雪で示しておくことについてお告げがあったという。サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂は、そのお告げに基づいて建てられ、その後、生誕間もないイエズスが寝かされた馬ぶねが移されたそうだ。
それからこれまたローマ滞在1日目に訪れたBasilica San Giovanni in Laterano(サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂)の方へ行く。聖堂の離れにあるBattistero lateranense(ラテラノ洗礼堂)を見学し、一旦外に出て猫と遊んでからから聖堂内へ入り、ミサに預かる。サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂はヴァチカンの教皇用宮殿ができるまで、カトリックの総本山であったらしい。また、ヴァチカンがムッソリーニ政権下のイタリア政府から政治的に独立した区域となることが認められた、ラテラノ条約の調印が行われた場所であるそうな。
ローマにもある、紀元前12世紀頃に建てたれたPyramidを見てから、ローマ滞在2日目に訪れたBasilica di San Paulo fuori le mura(サン・パウロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂)へ。オランはこの大聖堂内部の造りと装飾が好きである。
聖堂を出て、Basilica di San Pietro(サン・ピエトロ大聖堂)に向かう。途中、Borgo Pio という名の賑やかな通りを歩いていると、周囲のシスターたちが次々に入る店を発見。1つはComandini S.というキリスト教関連グッズの専門店で、もう1つはCentro Russia Ecumenicaというイコン屋。双方の店も、非常に良心的な商品価格であり、オランも土産用にキリスト教グッズ数点と自室に飾るイコンを1枚購入。2店分を合わせて10ユーロ強。その後ミサに預かってから帰宅。
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