28/3/2007 人種差別

 出張報告会にて、出張者の1人が訪問先の施設長について、「彼はメキシコ人だけれども、教育も受けているし、英語も話すし、まあ大丈夫」と評価した。猛烈な怒りが渦巻いて、それが胸を抉られるような苦痛になって、トイレットで少し泣いた。
 当の出張者は、発言ほどに人種差別意識や悪意を抱いている訳ではない。一般的な日本人の感覚を口にしたのであろう。しかし国籍や流れる血のように、基本的に変更不可能なことで全否定される程、辛いことはない。

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