10/2/2007 ご免ね、愛してる

 大ヒット中の心の恋人???YK氏から薦められた自己啓発本を計3冊購入する。帰宅してから早速1冊読んでみるが、良書ではあるけれども物足りない。何故か??? 本の内容の9割は、信仰生活を通して幼子の頃から学び続けていることや、己の礎となっている言葉“Alles liegt in Gottes Hand”(全ては神の御手の中にある、明日のことを心配しなくてもよい、全ての事象には理由がある、誰にも与えられた命で果たすべき使命がある)と同一であったから。
 私が求めているのは、多すぎるまでの恵みを注がれている己を如何に他者に還元できるか、その助けになるような本である。自己啓発は勿論大切だし、それが感謝の心や、相手の立場で考える力、愛に満ちた態度に繋がると確信している。ただもっと具体的に、他者への還元に踏み込んだ本が読みたい。欠点だらけで碌に実践もできていないくせに、生意気???
 一方、これらの本をYK氏に薦められ購入したのは、私自身に欠けていたり不足している何かを補うための働きかけでなのであろう。だから、現時点では己の意識の及ばぬところで、絶対に良い効果が生まれているはず!!!
 夕食後、ワインを1瓶空けていい加減酔っ払った状態で、Jに電話。「これだけ長く付き合って、信頼関係を強固にして、愛しているにも関わらず、何で私達は結婚できずに居るの??? 独りきりで必死に生き残って、自身をより有能な人間にすべく努力をし続けても、最後に会ったのは1年半も前で、触れ合うことも出来ず、毎日寂しい気持ちで過ごすなんて、こんな状況は不健康だ!!! 早く結婚して家族になりたいのに、どうして独りにするの???」電話口で泣くオランを慰めながら、「戦時下にあって、George W. Bushの考えを変えることが出来ない以上、我慢するしかないんだよう」と軍人のJ。「ご免ね、愛してる」と言って電話を切ったけれども、オラン同様に独りで頑張っているJには、本当に酷いことをしてしまった......

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