本日の講義は、ニードル類+不妊治療用機器について。医療従事者である一方、健診時の採血で恐怖の余り貧血を起こして倒れる程、針に弱いオラン。採卵用や子宮内膜組織採取用の機器を手にしながら、それがオノレの子宮に入ることを想像し、気分が悪くなる。不妊治療を受ける女性は、実に勇敢だと思う。
ふと思い出したのだが、不妊治療は保険適用外のため非常に高額である。子供を望む男女に治療費を補助する自治体が増えるのは喜ばしいことだし、賛同できる。しかし不妊治療費助成と同規模で、養子縁組制度を喧伝しないのは何故なのか??? 父や母や正常な家庭環境を欲している子供っちは、日本国内だけでも相当数居るはずなのに。
オランはしばしばJに、経済的余裕+安定を得られるのであれば、将来養子が欲しいと言っている。オラン自身、実父母と反りが合わず、愛情に飢えつつも一匹狼のように意地を張って強がって生きてきたことが、その思いを強めている。この種の考えが、外国との接触が少ない日本人の仲間達から理解を得られにくい傾向にあるのは何故なのか???
そう言えば先日の婦人科健診時に、医師より子宮頸管の細さとの子宮位置の異常を指摘されたオラン。「妊娠・出産すれば治る可能性が大きいので、子供を作ることを勧めます」って、養子縁組希望のオランはどうすれば良いの???
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